2020年06月18日

梅の木とミツバチの関係

毎年 梅酒を漬けるワタシが好んで使う梅は “ 紅南高梅 ”

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紅南高梅は、和歌山県を代表する南高梅の中でも日光をたくさん浴びて紅色に染まったものです。
梅酒にすると 香り高く、クエン酸(疲労回復)、ソルビトール(便秘予防)、ポリフェノール(抗酸化機能)等の機能性成分含有量の高い梅酒ができます。

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が..収穫できる量は ごくわずか。
希少価値が高く、まず一般には出回りません。
それは各農園で収穫される南高梅の中の 400〜500粒に1粒とも言われており、ワタシは毎年この貴重な実を シーズン前から梅農家さんへ直接連絡を取って分けていただいています。

ところが..
今年に限って 異変が..というか 紅南高梅を買い続けて、初めて体験することが起きます。

それは 5月半ば過ぎ..梅農家さんからの連絡でした。
『 今年は暖冬で2週間ほど早く梅の花が咲いたため、ミツバチの受粉がうまくいかず 不作だったので お送りすることができません。』 というもの。

事態がすぐに飲み込めずでしたが、最後のお送りすることができません..だけは理解できました。

ちょっとちょっと!!
それじゃあ他の梅で と注文をし直そうとするも、その梅農園では すでにもう完売御礼状態。

泡盛とビンは買ってあるが 肝心の梅がなければ 今年はただの焼酎で終わってしまう。

こりゃいかん!! と慌ててネット検索。

ありました ありました..きわどい所を滑り込みセーフ!!
他の農園で見つけたのは紀ノ川育ちの “ ほろ酔い青梅 ”

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ありがとうございます 紀州 観音山 フルーツガーデンさま。
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こうしてワタシの梅酒コレクションに 紀ノ川ブランドが仲間入り。

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コクがあって 円やかで甘みを抑えた梅酒を造り続けていますが、色んな品種での味比べも これまた楽しくて 結果的に良いきっかけとなってくれました。

さぁ 下準備を済ませ、今年選んだ泡盛古酒で漬け込みます。

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しっかりと “ ほろ酔い青梅 ” のエキスが抽出されますようにと願いを込めて。

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しかしまぁ..梅の栽培について考えたこともなかったのですが、今回は良い勉強となりました。
まさかミツバチが梅の木に 大きく関係していたなんて。

梅の木は種類によってですが 自家受精できない木がほとんどらしく、南高梅は自家受精できない木の一つだそう。
そこで、梅の花が咲き始める1月下旬頃..蜂屋さんからミツバチの巣箱を借りてきて畑に置き、そのミツバチ達に受粉の手伝いをお願いするのだそうのです。

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ところが今年は暖冬のせいで開花が早く、そのあとの冷たい気候がミツバチの活動を弱めることとなり、受粉がうまくいかなかったというもの。
開花時の天候とミツバチの活動条件が折り合わかったというところなのでしょう。

来年の今頃..そのような梅の木とミツバチの関係を思い出しながら この紀ノ川育ちの梅酒を楽しみたいと思います。
posted by osuechan at 05:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記