2020年07月09日

純正奈良漬

諸説あろうかと思いますが、この奈良にて酒造りが始まったとされています。
..とは言っても当時は濁酒(どぶろく)

その濁酒(どぶろく)のかすに 塩漬けした野菜を漬けたことが 糟漬(かすづけ)の始まりらしく、それが奈良漬の原型になったと考えられています。
その歴史は古く、奈良時代にまで遡るそうです。

江戸時代末期から続く この奈良漬製造元 今西本店では、開店以来の製法を守り続けられているそうで 色々とお話を伺ってきました。

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その製法とは..人口甘味、人口着色、合成保存料等を一切使用せず、最低でも3年..最長19年もの長きに渡り酒粕に漬け込むというもの。

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その酒粕も1年以上熟成させたものを用い、最低でも6回以上 漬け替えるのだと仰っていました。

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そしてそれは公取により 日本で唯一 “ 純正 ” を名乗ることが許されているそうなのです。

へ〜..こんなにも奥が深いものだったのかぁと感心しどうしのワタシ。

ということは 人工甘味料や保存料を用いて短期間で漬けられた そこらじゅうで見かける品々は 観光客目当ての ただのお土産品だということになるのか。
奈良漬もどきとでも言おうか。

日本で最後の一軒となる 本物の味、元祖純正奈良漬は、それらと比べて どのように違った食感、味なのだろうか?
興味津々で試食をさせていただいた。

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それには甘さがなく、水気も少ないのだが..奥深い風味を感じた。

母君も好きなので いくつか買わせていただこうとすると、食べ方の説明が始まった。
そう、奈良漬を食べるのに 説明を聞かないといけないのだった(笑)


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まず 包みを解き、酒粕に包まれた瓜を取り出して 食べる分だけ切ります。

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酒粕を取り去り、軽く水洗いをします。
すると 今まで見たこのない黒い瓜が姿を現します。

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これは酵母菌の働きによるもので、一般の奈良漬より黒くなるそうです。
切り残したものは 酒粕に漬けておきさえすれば 冷蔵庫に入れずとも 2年は大丈夫だとお聞きしました。

ここから食べる大きさに切り、お皿に入れてラップをかけて 冷蔵庫で4〜5日 寝かせます。

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切ってすぐに食べると、酒の立ち上がりの鋭さを感じて きつい味なんだとか。

でもそう聞くと確かめたくなりますよね?(笑)

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つまんでみると..なるほど 舌に刺激が走ります。
それを飛ばすために置く訳かぁ。

さて明日で その5日目を迎えます。
これで日本酒をやるのが楽しみでなりません。

あ、そうそう..日本酒と言えば この辺りでは 『 春鹿 』 で有名な “ 今西清兵衛商店

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帰り際..まさかと思い聞いてみました。

今西本店今西清兵衛商店は何か繋がりがあるのですか?..と。

へ〜聞いてみるもんです。
その昔は ご親戚だったとお答えくださいました。
今は枝分かれにより 深い関わりはなくなったそうなのですが..。

とまぁ、全てに於いて興味深いお話でした。
いつまでもこの伝統を守り続けていただきたく思います。

あと..
明日までお待ちいただいても この奈良漬を食べた感想を書きませんので..
気になる方は 是非お買い求めくださいませ(笑)
posted by osuechan at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | お店
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