2020年08月21日

居醒の清水(いさめのしみず)

伊吹山山頂に祀られるヤマトタケルノミコト
(古事記や日本書紀などに伝えられる伝説的英雄)

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日本書紀では日本武尊(やまとたけるのみこと)
古事記では倭建命(やまとたけるのみこと)と表記される。

さて..そのような日本古代史上の英雄が なぜ伊吹山に? というと

今から2千年ほど前、日本武尊は伊吹山の荒神を退治しに伊吹山に登りますが、途中で白い大きな猪と出会います。日本武尊はこの猪を「伊吹の荒神の使いの者」と思い、「今殺さなくても、帰りに殺してやろう」と言われたが、この猪こそ伊吹の荒神自身だったのです。荒神は日本武尊の言葉を聞いて大氷雨(雨と霧)を降らせ日本武尊は命からがら下山します。

..とあります。(伊吹山ドライブウェイHPの伊吹山豆知識より)

そのような伝説があり、山頂にヤマトタケルノミコトが祀られていたのでした。

実は これには まだ続きがありまして..

日本武尊は伊吹山の麓に湧き出る清水のもとで休みようやく正気を取り戻します。 この清水が 居醒の清水と言われており、現在でも手の切れるような清水が湧き出ています。

簡単に言えば.. 伊吹の荒神にフラフラにさせられたヤマトタケルノミコトが伊吹山から下山して醒井に辿りつき、ここの清水を飲んだり体を冷やしたりすることで目が醒めて体の具合がよくなったというお話。

そのような言い伝えから醒井の湧き水のことを「居醒の清水」と呼ばれるようになるのですが..
こりゃ面白そう!!..と 伊吹山の帰り道.. その「居醒の清水」に立ち寄って来ました。

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こちらは滋賀県米原市にある JR 醒ヶ井駅のすぐ近く。
(醒ヶ井と醒井は同じ地で同じ読み方 ⇨ さめがい)

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醒井は中山道61番目の宿場町。

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地名の由来ともなる「居醒の清水」を源流とした地蔵川沿いに

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今尚、かつての面影を残す..風情ある街並みです。

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ちょうど この季節は 地蔵川の梅花藻(バイカモ)が花を付け、観光客やカメラマン達で賑わっていました。
どちらかの放送局でしょうか..テレビ局のカメラクルーも撮影をされていました。

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肝心の居醒の清水ですが..この加茂神社の境内脇の石垣の下から湧き出ています。

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平成20年6月には 『 平成の名水百選 』 に選ばれており、この宿場町を訪れた旅人の癒しに..また醒井の人々にとって欠かせない生活の水となっています。

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地蔵川の梅花藻は今月末まで楽しめるようなので ご興味のある方は、是非 伊吹山とセットでヤマトタケルノミコト伝説をお楽しみいただきたいです。

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posted by osuechan at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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